教育実習
2024.12.27
12月2日から13日までの2週間、盛岡大学で日本語教育を学ぶ学生さん6人が当校で教育実習を行いました。
盛岡大学さんからは、例年12月に教育実習生を受け入れていますが、
今年度は、盛岡大学で日本語教育を学ぶ学生がとても多いということで、
12月と2月の2回に分けての実施となりました。
(授業見学のようす)
(実地授業のようす)
以下、実習日誌の最後のまとめからの抜粋です。
最終日の金曜日に授業見学を行ったことで、自分の授業と先生方の授業を比較して見ることができた。先生方がどのようにしたら学習者の方にとってわかりやすいかを意識していることが伝わってきた。また、教材研究を深く行っていることや日本語の知識が豊富なことも伝わってきた。今回の2週間の実習を通して感じたことを忘れずに、大学に戻ってからも勉強を続けたいと考えた。(S井先生)
二週間の実習を通して、教室でしか得られない貴重な経験を積むことができた。また、大学の友人たちと皆で協力して頑張った経験は一生の宝物だ。今回の実習で得た経験をもとにこれからもさらに指導スキルを上げていきたい。(N村先生)
緊張感と不安でいっぱいでしたが、先生方がお忙しい中でも実習生を気遣った言葉をかけてくださり、落ち着いて自分の授業と向き合うことができました。反省点ばかりではなく自分の良さも実習中に見つけることができ、それを伸ばせるようにしていきたいと思います。(S藤先生)
学習者のとても素直な反応、自分の授業が楽しかったと言ってくれた時の嬉しさ、廊下で声をかけた際に頑張って日本語で話そうとする姿勢、母国に対して家族に対して深い愛があるのだと感じさせる作文、廊下の掲示物、会話。全てが自分の心を浄化してくれました。私も彼らのきれいな心を見習って日々の生活を送っていきたいです。(S庭先生)
自分が授業をやっていて、学習者が理解できない時はだいたい自分の説明がとんでいたり、レベルにあっていない授業をしているときだった。この経験から、スモールステップは、日本語を教えるときに最も重要だと感じた。また、日本語を教えるとき以外でも、この考えは応用できると感じた。自分が言語を学ぶときや、新しいことに挑戦するときなど、スモールステップが大切である。このほかにも学ばせていただいた多くのことを、教案を作るとき、授業をするときだけでなく、これからの人生で思い出し、自分を見つめなおすきっかけにしていきたい。(T田先生)
1つの授業、1つの学習目標の達成のためには、様々な練習の工夫や洗練された教案が必要なことを実感できた。一方で、その準備に時間をかけたからこそ、学生の素直な「わかった」の反応や「ありがとうござます」の感謝の言葉が、教師のやりがいに直結することも実感でき、忘れられない経験になった。(M越先生)
(最後のふりかえりの後で)
2週間大変だったと思いますが、学びの多い2週間になったようで、何よりです。
この経験を糧に、これからも頑張ってください。
応援しています!