盛岡大学の学生さんとのオンライン交流会
2020.11.10
11月2日(月)盛岡大学の学生さん5名と、当校の3クラスの学生たちがZOOM上で交流しました。
盛岡大学とは毎年この時期に、当校を会場に交流会を開催してきました。
しかし今年は新型コロナウイルスの影響で対面開催は難しいため、ZOOM上で開催する運びとなりました。
<会の最後に撮った集合写真。表情が今一つな人が多いのは、カメラマンである私の責任です...。>
当日の流れとしては、
①ZOOM上に両校の参加学生(と教員)集合
②会の主旨とスケジュールの説明
③3~4人(当校の学生2~3:盛岡大学の学生さん1)の小グループに分かれて1回目のフリートーク
④組み合わせをかえ、再度3~4人の小グループで2回目のフリートーク
⑤メインルームに全員集合し、意見・感想を訊くなどし、クロージング
というものでした。
上記③と④は、およそ30分ずつ、都合60分ほどだったと思います。
「フリートーク」と言っても、事前にテーマや質問を考えさせておいたので、話は途切れなかったようです。
いずれのグループでも活発で楽しそうなやりとりが垣間見えました。
実はこの交流会、例年は土曜日や祝日に開催し、2~3時間かけて様々な要素を盛り込んでいます。
(※ご参考までに、昨年度の交流会はこんな感じ(今年では考えられない!)でした)
そのため私としては物足りなさを感じないでもなかったのですが、今回は新しい形を見出すことができました。
また双方の学生にとって様々なメリットがあったと考えられます。
当校の学生には事後に感想を書かせもしましたので、何人かのそれを以下に紹介します。
・大学生と話をした後、日本についての理解が深まり、日本語でのコミュニケーション能力が向上しました。みんなとても熱心でおもしろかったです。本当にありがとうございました。(ベトナム、Dさん)
・今日は大学生と話をしましたが、本当にいい経験になりました。 いろいろな日本食について話しました。 いろいろ楽しいこととかびっくりしたことを話しました。でもじかんがみじかくてあまりはなしができなかったです。日本語の勉強に役に立ちましたと思います。日本人と外国人の恋愛について、日本人と外国人の恋愛についてに、日本語を教えること、外国人の印象に関する大学生の意見を聞きました。ありがとうございました。(ネパール、Cさん)
・1.○○さんは色々な質問をしました。例えば日本の生活はどう思いますか。その後仙台についてどんな食べ物が美味しいですかとかどこのいい場所がありますか。○○さんは外国人のことが気になって、そして外国人は日本語を分かりやすいために一生懸命教えたいです。○○さんは来年の漢字検定が受けたいと思いますから私も受けたくなります。12月にぜひ会いたいです。インドネシアのレストランへ連れて行きたいです。
2.△△さんは面白かった話です。△△さんは簡単な言葉で話したから私たちは答えやすくなります。そして私達からも質問するのは難しくなかったです。会話するのは楽しかったです。(インドネシア、Iさん)
上の太字の部分「12月にぜひ会いたいです」というのは、12月に再開する予定だということです。
実は盛岡大学の学生さんの中の4人は、12月に当校で日本語教育実習を行うことになっています。
その足場作りとしても、今回の交流会には意味があったのではないかと思います。
最後になりますが、盛岡大学のM先生、参加してくださった学生の皆さん、ありがとうございました。
(瀬戸)