授業のこぼれ話 #9 多読の「記録」を覗く①
2022.09.30
学校の教育活動に「多読」を取り入れたのは、いつ頃だっただろうか?
もはや定かではないほど以前のことであることだけは定かである。
このブログ(引っ越し前のものも含む)でも、当校の多読について何度となく取り上げ書いてきたように思う。
そこでブログ内を検索してヒットした記事を引っ張り出し、投稿年月日が古い順に並べてみると...
<「今週のiタイム ~ 多読×面談 ~」(2012/6/14)より。みんな、どうしてるかな?>
・「今週のiタイム ~ 多読×面談 ~」(2012/6/14)
・「今週のiタイム ~ 多読×面談 ~」 (2012/6/21)
・「募本のお願い」(2013/6/11)
・「図書室ができました!」(2013/6/26)
・「図書室リニューアル」(2014/8/30)
・「図書室の本が増えました!」(2014/11/15)
・「多読研修会の講師を務めました」(2015/1/5)
・「日本語多読の研修会(in 八木山市民センター)」(2015/6/8)
・「新刊「にほんごえほん あいちゃん」発売!」(2015/7/21)
・「あいちゃんのしおり」(2015/10/17)
・「図書室の特設コーナー」(2018/4/5)
・「『にほんごでよむ熊本』制作裏話」(2018/8/6)
・「図書室リニューアル」(2019/11/8)
・「「日本語教育いどばた」で紹介されました!」(2020/1/16)
・「多読の時間の工夫と進化」(2020/7/21)
・「「テストのデジタル化」と、それについてのインタビュー」(2020/10/22)
・「学生の作品がNPO多言語多読の「無料の読みもの」で公開されました!」(2021/6/8)
こんなにあったとは!
こうして整理してみると、今年が10年目の節目に当たるとわかり、感慨深い。
また一つひとつを流し読みすると、当時のことが少しだけ思い出され、感慨が少しだけ深い(=浅い?)。
多読の時間とそれを支える図書室の成長の歴史がここにある!といっても過言ではないだろう。
(とは言え「多読」というキーワードでは引っかからなかった関連記事もあるかもしれないが...)
ここまでこうして多読についてまとめたのは、このようなことを書こうと思ったからでは実はない。
初めは上半期の多読の振り返りに、学生たちが書いた多読の記録シートのコメントを収集しようと考えていた。
それが「あれ? そういえば?」が連なり、いつの間にかこのような内容になってしまったのである。
だが、この「記録の記録」はそれなりに価値があり、それなりの文量にもなった。
今回は前編「①」とし、当初書こうと考えていた内容は後編「②」として、両者に居場所を与えようと思う。
続く
(瀬戸)