2024年度 国際理解教室まとめ
2025.02.19
仙台観光国際協会さん主催で行われている国際理解プログラム 。
当校では2016年度から、同プログラムに学生を講師として派遣しています。
派遣までの流れとしては、
①小学校などの団体から仙台観光国際協会さんへプログラムの申込みがあり、
②協会の担当者の方がその申込みを振り分け、そのうち何件かが当校に。
③依頼元の団体と当校で日程や内容等を調整し、実施可能なら事前に打合せ。
④そして学生の中から講師を選び、資料等を準備させ、何度も練習を繰り返し、
⑤いよいよ当日、派遣。
このような流れで毎年行われていて、今年度は計3回、8名の学生を派遣することができました。
こちらではその3回分をまとめて、ざっと振り返ってみたいと思います。
➀連坊小路小学校(1月30日)
●講師...1クラス ミャンマー出身の5名
●対象...3年生
今回は3年生の2つのクラスを担当させていただきました。
スライドや動画などを使って、ミャンマーという国や文化について説明した後、生徒さんたちからの質問コーナー( ˊᵕˋ )
3年生は普段の授業で社会福祉について学んでいるとのことで、「言葉が通じなかったとき、どうしていますか?」「仙台で生活していて、助かったなぁという経験はありますか?」など、留学生の生活についての質問がありました。
生徒さんたちはそのほかミャンマーに関することなど、たくさんの質問をしてくれ、時間が足りないほどでした。
先生のお話しによると、国際理解教室のあと授業参観があり、この授業で学んだことを生かしながら発表してくれた生徒さんもいたとのこと(^^)
➁仙台白百合学園中学校 (2月6日/2月12日)
●講師...1クラス ベトナム出身の3名
●対象...1・2年生
こちらでは、中学1・2年生を担当させていただきました。
約40人ほどの生徒さんを前に、担当の学生は始め緊張気味。
ベトナムの挨拶を生徒さんと一緒にしたのを皮切りに徐々に緊張が解け、はつらつとした様子で発表してくれました。
生徒さんたちも後半になるにつれ盛り上がり、最後のゲームは大きな笑い声に包まれました。
学校の先生方もその盛り上がりに驚いていた様子!
今回、ベトナムのお菓子(クイズの賞品)をもらった皆さん、おめでとうございます!(^^)
以上、今年度に派遣・訪問した2校でした。
今回良かったのは学生たちの意外な一面を見れたこと。
人前で堂々と発表している姿を見て、こちらも嬉しくなりました。
講師を務めた学生にとっては、日本社会(の一部)を知り、学習中の日本語を、明確な意味や目的、また使命感を伴って使う得難い機会にもなったと思います。