教育実習が終わりました。
2023.12.28
12月4日から15日までの2週間、盛岡大学の6人の学生が当校で教育実習を行いました。
授業見学や会話の授業への参加、講話などから、日本語学校や学生たちへの理解を深めてもらいました。
実地授業は緊張しながらも熱意をもって臨みました。
その気持ちは、学生たちにも届いていたと思います。
積極的に授業に参加する学生たちの姿も印象的でした。
教育実習生の皆さんの「実習日誌」から一部を抜粋して紹介します。
T先生:
2週間の実習期間を通して、本当にたくさんのことを学ぶことができました。
学習者の様子や授業の様子、クラスの様子など、実際に見て過ごしたからこそ分かることが本当に多かったです。
言語を学ぶことは本当に難しいですが、日本語で交流をするための知識を教える仕事というのはとてもやりがいのある仕事だと感じました。
H先生:
学習者の皆さんの日本語を学ぶことに意欲的な姿を見て自身ももっと勉強しなければと改めて思いました。
残りの大学生活をどのように過ごすか、また、卒業後に自分が何を目指すのか、実習を通して変化した部分も含め考えていきます。
Y先生:
この2週間を過ごしていく中で私は、大学の模擬授業だけではわからない、
現場の生の声・姿を実際に見て、授業の進め方など沢山のことを吸収させていただきました。
この吸収した学びや技術をしっかりと「自分のもの」・「自分の強み」として生かす事ができるよう、これからも精一杯頑張って参りたいと思います。
N先生:
短い期間でしたが、今まで大学の中での模擬授業という限られた環境の中で学んできた私たちにとって、
実際の日本語学校の現場はとても新鮮で、たくさんの発見や学びが溢れていました。
W先生:
この二週間で私はとても成長できたと思います。 もともと人前で何かを話すのが得意ではありませんでした。
実地授業を通して、人前に立って何かをするのが苦じゃなくなりました。
また、実習生であり、全然上手く教えられない私を「先生」と呼んで話しかけてくれたり、質問してくれたりしたので、とてもうれしかったです。またそれと同時に、教師としての責任もあると感じました。
K先生:
もともと私は、人に何かを教えることや、コミュニケーションをとることがとても苦手でした。(中略)
実地授業や、休み時間に学生と交流したことによって、今では成長して苦手意識が和らいだと感じます。
何事も挑戦する前に、自分では無理だと諦めないことの大切さも学びました。
それぞれの視点から気づきや学びがあり、成長が感じられた2週間だったようです。
私たち受け入れる側も教育実習生の皆さんから刺激を受け、「初心を大切に」と改めて感じた2週間でした。
6名のみなさん、本当にお疲れさまでした。
今後の皆さんの活躍を心よりお祈りいたします。